スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ドラマーが鳴らさなければならないもの

ドラム、とは何でしょうか。



別に記憶喪失になったわけじゃないよ!!!


一般にロックバンドやジャズバンドに於けるドラム、とはみなさんご想像の通りのアレです。
ハイハットがあってスネアがあってバスドラがあって・・・みたいな。
タムの数は人によって増減しますが、概ねあの形を想像すると思います。

しかし、正式に「ドラム」というと少し意味は異なります。

「ドラム」とは直訳すると「太鼓」なわけで、単一のものを指します。
「ドラムセット」或いは「ドラムス」という言葉を以て初めて、ご想像の通りのものが成立します。

スコアとか見るとちゃんと「Drums」って書いてあることも多いので、今更な確認なわけですがw

言葉遊びに見えるかもしれませんが、今日はこのへんについて記述していきます。



そもそもドラムセットとは単一のドラム、打楽器の集合体。
それ故に自由度はかなり高いですね。
三点セットプラスシンバル系統、っていうのがスタンダードではありますが、基本的に何を組み込んでもいい。


「ドラムを叩く」ということは「ドラムセットに組み込んである楽器全てを鳴らしきる」ことと同義であると、僕は考えています。

ドラムセットに組み込んであるもの。スネア、ハイハット、バスドラ、タム類、シンバル類。

めっちゃ多いですよね。
テリー・ボジオとかセッティングするのにどんくらいかかんねん・・・っていう数のセット。

テリー・ボジオのセット

なんかオーム(ナウシカ)みたい・・・


まあ彼のようにセッティングして叩く人はあまりいないとは思うのでw

ごく一般的なセットを対象に話を進めます。


スネアを叩く時とタムを叩く時。シンバルを叩く時。

それらにはもちろん共通項はあれど、楽器ごとの鳴らし方というものが存在します。

「打楽器である」という事は同じですが、違う楽器なのだから。
一つ一つの楽器に対する鳴らし方を体得しなければなりません。
ある程度打楽器に習熟した人は初めて触る楽器でも割とすんなり順応できますがね。
あくまでも「割と」。


一つの楽器を鳴らし切ることのできない人が、ドラムセット全体を鳴らし切ることなど不可能だと思います。

鳴ってなさで謎のコンビネーションやグルーヴ感が生まれることもあるかもしれませんがw
鳴らしきるためには、という事を論点としているので除外しますね。

まだまだ達成できてませんが、僕は一つの理想を持っています。

『ドラマー、打楽器奏者を名乗るからには何でも鳴らすことができなければいけない』

というものです。

それこそフライパンであれ机であれ、自分の体の一部であれ。

打楽器とはそもそもそういう成り立ちのものだったんだから。昔っから木とか石叩いて楽しんでたんだから。
それを楽器として用いるレベルに昇華できる人こそ、打楽器奏者足りえると。

打楽器奏者に対するハードルがどんどん上がっていくw


でも、突き詰めるとそこに行き着くんじゃないかなーってのはずっと思ってます。
現代の最高の技術をもってして制作されたドラムセットを鳴らすことは、現代のドラマーに一番求められていることだと思います。
しかし、それだけしか鳴らせないのはちょっとあまりに道具に助けられすぎじゃないですかね。

例えば戦国時代にタイムスリップしてもそこでドラマーでありたいわけですよ!!


戦国ドラマー1549・・・ヒットする香りがしないV(´AωA`)V

嵐を呼ぶ!アッパレ戦国ドラマー・・・しんのすけがドラマーなのかむしろ石原裕次郎なのかV(´AヮA`)V

だれか映画化しませんかw


だからこそ僕はスネア一つで勝負するマーチングスネアの世界はとても格好良いと思うし、ドラマーとしても1を極めていくことの必要性を強く感じるのです。

ドラムセットを武器にやっていく人間として負けちゃおれんなーと。


ドラムセットでの練習ってのはとても大事です。でもたまには一つの楽器に絞って一日叩いてみることも必要です。

最初はきついですけどね。毎朝レコーダー使ってコンサートバスドラ叩いてた頃を思い出します。

「○○なきもちで、こういう力の入れ方で」って言ってから一発叩く。それの繰り返し。

ノイローゼになるのであんまりやり過ぎないようにしたほうがいいですよw(体験談)



曲練や基礎練の合間、ふとした瞬間でいい。

一つの楽器をかわいがってやることを思い出してもらえたらいいなって思います。
スポンサーサイト

モーラー奏法とそれを広める人の功罪

僕が打楽器を始めた頃。

まだインターネットはナローバンドが主流で、動画サイトもなく。今ほど簡単に奏法についての情報を仕入れることができませんでした。
そもそもあの頃の僕は「吹奏楽こそ正義!オケこそ正義!他の音楽はあかん!」みたいな暗黒面に落ちていたのでw
奏法自体研究とかしてなかったんですね。

今の時代はとても便利ですね。僕自身ドラムを演奏している動画を幾つかyoutubeにアップロードしてるし、偉大なドラマー達の演奏をがんがん見ることができる。

1アマチュアドラマーたる僕がこうやって情報発信をしていくこともできるわけです。ほんと便利だ。


ただ、そういった情報の手軽さによってすごく一意的な考えが跋扈することもあります。
今日はその中でも「モーラー奏法」について。書いていこうと思います。
別段モーラー奏法を批判するわけではないのでw僕も影響を受けていますし。




ドラムをやっていく上で情報を調べていくと、「モーラー奏法」というものにたどり着くことがあります。

結構大々的にとあるスクールが宣伝していることや、そこに所属するドラマーたちの広報あってのことだとは思いますが。

僕も大学入ってすぐの頃、この奏法に行き当たりました。

スクールの宣伝文句曰く
「日本の伝統的奏法は間違っている。モーラー奏法こそ人体に正しい奏法であり、ドラマーたちはこれを学ぶべきである」

また、ここで修行をしたドラマーは「誤っている奏法ではなく正しい奏法を皆学ぶべき」とTwitterで書いていました。

僕はこれを読んでものっそ反感を覚えました。


まず、「正しい奏法」など存在しないということ。
同時に「誤っている奏法」もまた存在しないということ。
それは僕の中での信念でもあります。

フォームが綺麗であればいいのか。フォームが汚かったらだめなのか。

それは求める音楽の種類にもよりますが、その演奏者がよしとすればそれは別段気にすることではないのです。


例えばX JAPANの演奏。ドラマーYOSHIKIはかなりしんどい体の使い方をしています。

それが悪いことかというと、そうではありません。

彼のその暑苦しくドラムを叩く姿。必死こいてドラム叩く姿に憧れる人々はとても多い。

だからこそ、あのバンドはとても人気なのです。同じフレーズで同じ音をそつなく叩いても、彼より人気が出ることはないんじゃないですかね。

僕自身X JAPANは好きではありませんが、彼のあの姿が人々を惹きつけるのは大いに共感できます。

あのバンドは、あの叩き方でないと。


それをね。モーラー奏法以外を「誤った奏法」だとか言うのってとても失礼な話だと思うんですよね。

そもそも「正しい」「誤っている」という価値判断基準というのはとても主観的。人によるもの。
存在するのは「好き」か「嫌い」かでしかない。

「人体力学的に正しい」は確かにあるのかもしれません。合理的ということでしょう。

ただそれを「正しい奏法」に拡大して話をするのはおかしいんじゃないですかね。

音楽とは様々なアプローチによって成立するもの。

一つの楽器をいろんな鳴らし方をして楽しむ。

ドラマーで言うとジョジョ・メイヤーとかまさしくそうです。スネアに物乗せて叩いたり、ハイハットのトップを取り外して使用したり。

そういった試みが新たな音楽を生み出し、インスピレーションを喚起するのだと思います。

「正しい」や「誤っている」という言葉は、試み自体を否定しかねない。

いくらモーラー奏法が有用なものでも、あんなことを書いちゃだめだと僕は思うのです。



それ言い出したら軽音楽自体だめですからねwオケ至上主義になりますよそんなもんw

また、奏法はあくまで手段です。

演奏者にとってそれは「自分の好きな音を出す」ための手段であり、目的ではない。

研究者であり、演奏者でないのならば別に構わないのですが。

我々演奏者が奏法を目的にすることは少しピントがずれているのではないか、とも思います。

いくらそれが優れている奏法でも、それを使って僕らが何をするか。
僕はその内容自体を追求していきたい。

モーラー奏法は僕も使いますよ。だけど、そこじゃない。大事なところは。

自分の出したい音を探し、その上でその奏法が有用であれば考えればいい。

ただ、それだけのことなんです。


某ドラムスクールもそうですが、「正しい」だの「誤っている」だのを書く人が目についたので勢いで思わず書いてしまいました。

音楽は自由。好きなようにアプローチしていけばいい。

それでそのアプローチを誰かが「いいね!」って言ってくれたら。それってとても嬉しいなって。

なんでも試してみるしかない。奏法を「誤っている」だの「ただしい」だの判断している暇があれば、様々な試みをしてみることこそ大事なんじゃないかな、って思います。


練習が足りてなくってストロークが汚い、などがあれば改善していくべきでしょう。

しかし、信念を持ってその奏法を選択しているのなら、それを貫き通すこともまた一つの道だと。


「自分の音」とは何なのか。それを探すにはたくさんの試みが必要だと。

規範に外れた音の出し方も時には必要だろうと。僕は思うのです。

ドラムの役割 フィルと刻み

知人やバンドメンバーからよく聞かれること。

「フィルインってどうやって考えてるの?」
「Don’t think. Feeeeeel!!V(´AДA`)V(びくんびくん)」

身も蓋もないけどこれが答えではあります。

ただそれじゃ全く話が始まらないので、今回の記事では僕のフィルインに対する考え方、刻みに対する考え方を記述していこうと想います。


そもそもフィルインとは。

「刻み」と「おかず」という言い方があるのはご存知でしょうか。
これはドラムに限らず、音楽やる人なら大体聞いたことあると思います。

「刻み」とはイメージそのまま、ここではいわゆる「ドラム」の役割と定義します。テンポキーパーとしてバンド全体を支える基礎の部分。ドラムソロやフィルインじゃない部分、と言ってもいいかな。

それに対して「おかず」。ぶっちゃけ刻み以外の部分です。フィルインやソロなどのこと。まあ大体フィルインのことをそう呼ぶ事が多いですね。


ではなぜ「おかず」と呼ばれるのか。

ドラムの役割とは何でしょうか。曲やバンドによって様々な解釈があるとは思いますが、「刻み」ができることが大前提であると僕は考えています。

正確に刻めなければメトロノーム以下の存在に成り下がるしかないのですよ。我々ドラマーなんて。
我々に一番求められていることとは、バンドを支えること。リズムマシンに対して優位でなければいけない。刻めないドラマーより、きちんと刻めるリズムマシンのほうが優秀だと思います。あんなにちっちゃいのに(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

リズムマシンとしての機能を保持した上で、更にリズムマシンにないものを見せつけなければならない。リズムマシンがドンピシャ刻みを展開できるなら、前ノリや後ノリ、それこそフィルを入れて曲に感情を吹き込む。それがドラマーに課せられた役割だと。僕は思うのです。

なぜフィルが「おかず」なのか。
もうわかってもらえたかと思いますが、「刻み」が主食だからです。このことを取り違えてしまっては、いくらかっこいいフィルやソロが叩けてもそれは「役割外」のものをしているだけなのです。

ドラムを刻みに使わず別のアプローチをしているバンドがあればそれはそれでありだと思いますが、刻めない人がそういったアプローチをしても曲が崩壊する気がします。早く逃げろォーッ!!曲がもたんぞォーッ!!!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

中学生の頃は「いかにかっこいいフィルができるか」みたいなことを考えていましたが、段々と「いかにかっこよく刻めるか」を重視するようになりました。
なにせ刻めなかったら指揮者に睨まれますからね<◯><◯>

テンポキーパーであり、ここぞという時にびしっと決める。それさえできればフィルって割と単純なものですごくかっこいい。プロの歌ものの演奏を聞いてみてください。フィルってすごくストレートなものが多いのですよ。

歌ものはそれが顕著です。主人公はあくまで歌。それを支える為のドラム。ドラムがどしゃーんばしゃーんってやりたい放題するのがテーマじゃないのです。
歌を引き立たせるフィル、「サビに入るぜ-!」ってなフィル。

主食を美味しくするためのおかず。今日もごはんがうまい。

そこさえ忘れずに叩いていけば、自ずとフィルって浮かんでいくものだと思います。

もちろん以前の記事で書いた通り、ルーディメンツを練習することや様々な曲を聞いてそのフィルをコピーしてみることは大切なことです。
しかし、その大前提としての考え方を忘れては話になりません。

大げさなフィルの為に曲をぶち壊していいはずがないのです。

まずはシンプルなフィルで如何にかっこよく曲を仕立てあげることができるか。その上で一つ一つフィルを変えていったり、曲を歌うことで新たなフィルをうみだしていったり。またセッションをして実験を行うことも手法の一つですね。


また、僕は大抵フィルをその場で決めて叩いています。
日替わりフィルですね。シェフの気まぐれフィル。

大前提を忘れずに、曲をプレイしていく中で。
体が動くままに身を任せて叩きます。

さすがにお仕事の時は多少決めておかなくちゃ、と思いますがw
何度か練習していくうちに「あ、これいいな」というのがあればそれは残したりしますが、全てを決めておくことはありません。

日によって曲が違う色を持つから、というのが理由ですかね。同じ曲をプレイしても、その日の天気、気温、体調、気分。それによって曲の色ってすごく変る。


決め打ちには決め打ちの良さがあります。失敗するリスクがとても少ないし、安心感がある。
ただ勢いや生き物感がなくなってしまうのが難点ですね。僕はそれを打ち出していきたいからいつも日替わり。てかテイク替わり。

求められればもちろん決め打ちしますよ!w


曲を活かすも殺すも、屋台骨である我々ドラマーに懸かっていること。
決め打ちでも日替わりでも、これさえ忘れずにいたらごはんはとても美味しくできる。


みんなおいしいごはんがいいよね!(謎の結論)
大切なものを見失わないように。自分の役割を考えて、その中で最高の演奏をしていきたいものです。
プロフィール

たつとむ

Author:たつとむ
ドラマー、パーカッショニスト。
6年間の吹奏楽生活の後、ドラムセットを菅沼孝三氏、マーチングスネアを中部敬之氏に師事。
現在は広島県で活動中。
レコーディング、サポート、レッスンなど随時受付中ですので、メールフォームからお願い致します。
自転車もやってるよ!
使用機材
楽器
Snare Drum Ludwig LM400BT
Electric Drum Roland TD-9KXS
cajon DG Kiyo,channy
Cymbals:paiste 2002,twenty
guitar:duesenberg starplayer V

自転車
GT GTR Series4 LTD (SRAM rival)
MONGOOSE TYAX (Shimano DeoreLX&XT)
Panasonic PCT-3000(Shimano ultegra 6800)
Oribike M10

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

かうんたー
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。